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とりかへばや物語




春の章

夏の章


秋の章


冬の章



主要登場人物

絢貴(絢子)
清子(清貴)

広晃
薫子
昌子

藤原清成
隆子
寧子

吉野山の宮

左衛門
浅黄
権大納言家の姫 中納言(後に右大将)
権大納言家の若君 絢貴の異母兄 尚侍

式部卿宮家の一人息子 宰相中将(後に権中納言)
右大臣家の四の姫 絢貴の妻
先帝の一の宮 女東宮

絢貴と清子の父 権大納言(後に左大臣)
清成の妻 絢貴の母
清成の妻 清子の母

先々帝の第三皇子 出家後、吉野に隠遁

薫子の侍女
清子の乳母子

<注> 原作では個々の身分だけが記され、個人名がはっきりしないため
    (左衛門だけあり)、ここでの名前は庵主の創作です。
    また、浅黄はオリキャラです。



・・・とりかへばや物語とは・・・

時は平安、京の都。
名家に生まれ育ち、出世は順調、御本人の器量も並み以上、妻はふたりで、子どもは美しい姫と立派な若君がひとりづつという、何ともうらやましい人生を歩んでいらっしゃる権大納言卿。しかし卿には、他人様には言えないふか〜い悩みがありました。
彼の自慢の子供たち。凛々しい兄君は本当は姫君。たおやかな妹君は、実は若君だったのです。
苦悩する父君の口癖はいつも「とりかへばや(取り替えたい)」。
さてさて、この奇妙な兄妹の行く末やいかに──。

平安後期に成立したらしい日本古典文学のひとつです。作者不詳。

なお、蛇足ですが、氷室冴子氏の著作『ざ・ちぇんじ!』は、サブタイトルに「新釈(新しい解釈)」とある通り、原作とは若干ストーリーが違います。しかし、あちらも庵主のダイスキな作品ですv


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